霧島へ行く理由をひとつ選ぶなら、温泉だと思います。
湯に浸かる。
鹿児島の料理を味わう。
部屋へ戻り、また湯へ。
本来ならとてもシンプルな温泉旅。
でも大型犬と一緒になると、その途中に「この時間、愛犬はどうする?」
という問いが何度も現れます。
D+KIRISHIMAがつくったのは、その問いをできるだけ少なくする4室。
人の露天風呂の隣には犬の露天風呂。
夕食も朝食も、食事付きプランなら客室で一緒に。
温泉旅を、人と犬で分けない。
それが、この宿を霧島まで選ぶ理由です。
湯に浸かる時間まで、旅の外へ置いていかない

画像提供:D+KIRISHIMA公式
D+KIRISHIMAの客室には、二つの露天風呂があります。
一つは人のために。
もう一つは、愛犬のために。
どちらも源泉かけ流しの温泉と案内されています。
犬用の風呂がある宿は、それだけでも珍しい。
けれど、本当に大切なのは「愛犬も温泉に入れる」
という設備の話だけではありません。
人が露天風呂へ入る。
そのすぐ近くに愛犬がいる。
人だけが大浴場へ向かい、その間犬を客室へ残す
そんな時間を作らなくても、
霧島の湯を楽しめる選択肢が客室の中にある。
愛犬と温泉を同時に楽しむというより、
同じ場所でそれぞれの湯浴みを持てる。
大型犬との温泉旅にとって、この距離感は大きい。
もちろん、本館には桜島を望む展望大浴場や
露天風呂などもありますが、そこへは愛犬は入れません。
だからこそ、客室の露天風呂が単なる付加設備ではなくなる。
温泉宿としての楽しみ方を、愛犬との時間のすぐ隣に置くための場所です。
食卓の向こうにも、愛犬がいる

画像提供:D+KIRISHIMA公式
温泉旅のもう一つの楽しみは、食事です。
D+KIRISHIMAでは、2食付きプランなら夕食も朝食も客室へ。
霧島の自然をテーマに、地元の食材を取り入れた
オリジナル会席を、愛犬と同じ部屋で楽しめます。
大型犬との旅では、
この「部屋食」という言葉の意味が少し変わります。
人だけがレストランへ行かない。
犬だけが知らない部屋に残らない。
夕食の時間になっても、旅のメンバーが分かれない。
それだけで、一日はずっと連続したものになります。
さらに、事前予約をすれば愛犬用の会席も用意されます。
魚のおやき。
鹿肉のハンバーグ。
鶏肉と高野豆腐の重ね蒸し。
メインを選ぶ会席風の夕食と、愛犬用朝食。
豪華な犬用メニューがあることよりも、
人だけが鹿児島の食を楽しむのではなく、
同じ食事の時間を犬にも用意しようとしていることに、
この宿の考え方が表れています。
温泉も。
食事も。
旅のハイライトになる時間ほど、愛犬との距離を遠くしない。
D+KIRISHIMAらしさは、ここにあります。
「犬可」の後からではなく、最初から犬のいる旅を考える

画像提供:D+KIRISHIMA公式
D+KIRISHIMAの公式サイトには、
「普通に犬と泊まれるだけの宿泊施設じゃつまらない」
という考え方が記されています。
その言葉は、客室だけに向けられたものではありません。
専用玄関。
客室近くの専用駐車場。
犬用アメニティ。
客室露天風呂。
部屋食。
愛犬用料理。
そして、愛玩動物飼養管理士の資格を持つスタッフ。
「宿に犬を連れていけるようにする」のではなく、
犬と泊まる旅を最初からどうつくるか。
その順番で考えられている。
大型犬と旅をすると、宿へ着く前から細かなことが気になります。
駐車場から遠くないか。
ロビーを歩いていいのか。
食事のときはどうするか。
犬のタオルや食器はあるか。
D+KIRISHIMAはすべての疑問を解消しているわけではありません。
けれど、犬との旅をホテル本館の“例外”として扱うのではなく、
4室のために別の滞在動線を用意したことに価値があります。
新しい庭では、水と土まで遊びになる

画像提供:D+KIRISHIMA公式
2026年9月、D+KIRISHIMAに
新しい「プレミアムドッグパーク」が加わりました。
真っ平らな芝生だけのドッグランではありません。
入口から徐々に深くなるじゃぶじゃぶ池。
小川。
芝生の丘。
ウッドチップのスペース。
そして木製ベンチ。
「走る」だけではなく、水へ入り、坂を上り、
土や木に触れるような場所です。
大型犬との旅で、ドッグランの広さはもちろん重要。
ただ、身体を動かすことは一直線に走ることだけではありません。
水へ入る。
高低差を歩く。
場所を変えながら過ごす。
人はベンチで休む。
遊び終えたら、また客室へ戻る。
そしてそこには、露天風呂がある。
外で遊ぶ時間と、湯に浸かる時間までが一つの宿の中でつながっている。
今回のドッグパーク新設によって、
D+KIRISHIMAの一日は以前よりさらに完成度を増したと言えそうです。
温泉地へ来たのに、宿から出なくてもいい

画像提供:D+KIRISHIMA公式
霧島には、霧島神宮をはじめ、訪れたい場所があります。
でもD+KIRISHIMAに泊まるなら、
観光の予定を少し減らす旅も考えたくなります。
到着したら、愛犬と外へ。
部屋へ戻ったら温泉へ。
夕方になれば会席を待つ。
食卓には愛犬もいる。
夜になれば、もう一度湯へ入る。
翌朝も、朝食は部屋で。
温泉宿で何もしない一日。
愛犬との旅では意外とつくりにくいその時間を、
この4室はつくろうとしています。
霧島へ何を見に行くかではなく、この子と何もしないために霧島へ行く。
そんな旅先として覚えておきたい宿です。
timeless.dogs編集部より

画像提供:D+KIRISHIMA公式
D+KIRISHIMAを見ていると、
「犬と泊まれる温泉宿」という言葉では少し足りないと思います。
この宿が考えているのは、犬を受け入れることより、その先。
人が温泉へ入るとき。
夕食を楽しむとき。
朝を迎えるとき。
旅の中で大切にしたい時間ほど、愛犬を遠ざけない。
その考え方が、人用と犬用の二つの露天風呂や部屋食、
愛犬用会席という形になっています。
2026年には、そこへ水と芝生のある新しいドッグパークも加わりました。
大型犬との旅でも、温泉宿らしい休日を諦めたくない。
そんな人なら、湯に入ることも、食べることも、何もしないことも、
この子との旅の続きにできる4室として覚えておきたい宿です。
宿泊条件早見表
| 項目 | ステータス / 仕様 | 備考 |
|---|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県霧島市 | 霧島温泉 |
| 宿泊形態 | ◯ | 霧島観光ホテル内・愛犬同伴専用全4室 |
| 大型犬受入 | ◯ | 公式予約ページで大型犬受入確認 |
| 頭数・体重制限 | △ | 1室2頭まで。大型犬の体重基準は公式記載なし |
| 犬種制限 | 要確認 | 個別犬種の公式記載なし |
| 犬の宿泊料金 | △ | 1頭目無料、2頭目2,200円/泊 |
| 対象客室・プラン | ◯ | D+KIRISHIMA専用客室 |
| 館内移動 | △ | 専用玄関あり。本館パブリック施設は犬不可 |
| ドッグラン | ◯ | プレミアムドッグパーク・無料 |
| ベッド・ソファ | △ | ベッド添い寝可。ソファは要確認 |
| 食事同伴 | ◯ | 食事付きプランは夕朝食とも部屋食で愛犬同伴可 |
| 床材・段差 | △ | 床は滑りにくい素材を使用/段差は要確認 |
| 犬用アメニティ | ◯ | シーツ、食器、タオル、ドライヤー等 |
| 排泄・マーキング | △ | トイレのしつけが宿泊条件 |
| 必要書類 | ◯ | 狂犬病・感染症ワクチン接種証明 |
| 愛犬の留守番 | 要確認 | 公式明記を確認できず |
| 駐車場・動線 | ◯ | 客室近くに専用駐車場、専用玄関あり |
| 公式確認日 | 2026年9月9日 | 最新条件は予約前に再確認 |
この宿がおすすめな人

画像提供:D+KIRISHIMA公式
- 大型犬との旅行でも、本格的な温泉宿を選びたい人
- 食事の時間まで愛犬と同じ場所で過ごしたい人
- 客室露天風呂を中心に、宿そのものを目的地にしたい人
- 愛犬にも温泉や料理を用意してあげたい人
- ヴィラではなく、旅館らしい食と湯を愛犬との旅に取り入れたい人
予約前に確認したいポイント

画像提供:D+KIRISHIMA公式
- 大型犬は公式に受入確認済みですが、体重基準は公開されていません。
- 本館ロビー・レストラン・大浴場などは愛犬同伴不可。
- 狂犬病・感染症ワクチンの接種証明が必要。
- プレミアムドッグパークのフェンス高や二重扉は公式記載なし。
