九十九里まで来たら、愛犬を「宿泊客」にしなくてもいい。
庭を走る。部屋へ戻る。人はデッキで食事をつくる。
気が向けば、また海へ歩いていく。
「ドッグコテージ海の音」は、全10棟に専用の庭を持つ一棟貸し。
始まりは、オーナーが黒ラブとこの海で過ごすためにつくった
一軒のセカンドハウスでした。
ホテルに愛犬を連れて泊まるのではなく、
九十九里にもう一つ、自分たちの家を持つ。
この宿がつくっているのは、そんな旅の時間です。
黒ラブと過ごした家から、10棟の2ndハウスへ

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
「海の音」という宿の輪郭は、
ホテルの商品企画から生まれたものではありません。
原点にいるのは、一頭の黒ラブです。
オーナーは、海が好きだった先代犬を泳がせるために
九十九里を訪れ、この土地の海岸や夏の気候に惹かれ、
2004年にセカンドハウスを建てました。
庭を愛犬が走る。
人は日陰でBBQをする。
海へ行きたくなれば、そのまま出かける。
そこで過ごしていた時間が、
やがて2013年の「海の音」開業へつながっています。
だから掲げるメッセージも、
「ペット同伴宿」ではなく愛犬のための2ndハウス。
宿へ泊まりに来るというより、
愛犬と暮らす場所を九十九里へ一晩移す。
10棟へ増えた今も、その考え方は変わっていません。
扉の外を、ほかの誰かと共有しない

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
大型犬との旅では、
ドッグランの有無だけでは十分ではありません。
誰と使うのか。
部屋からどう移動するのか。
遊び終えたらどこへ戻るのか。
海の音では、10棟それぞれにフェンスで
囲まれた専用庭があります。
共有ランへ時間を合わせて出向くのではなく、
部屋の外が自分たちの庭になる。
遊んだら室内へ戻り、少し休んだらまた外へ。
人はウッドデッキやBBQテラスにいて、愛犬は庭を歩く。
同じ場所にいながら、必ずしも同じことをしていなくていい。
それは、自宅の休日に近い距離感です。
棟によっては庭との段差をほとんどなくし、
専用駐車場までゲートの内側に収めた設計もあります。
大型犬との一棟貸しで価値があるのは、広さそのものだけではなく、
車から庭、庭から室内までの時間がひと続きになることでしょう。
10棟とも同じにしない、海辺の家のつくり方

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
海の音には10棟あります。
けれど、同じコテージを並べた施設ではありません。
すべてに共通するイメージはカントリービーチハウス。
そこから、棟ごとに少しずつ表情を変えています。
「うみ」では、近隣の別荘を移築し、
古いドアや窓、カナダ産の古木フローリングを再利用。
「ほし」にはウエスタンレッドシダーと大谷石。
「かぜ」には地元産の杉と大谷石。
新しい棟では栗材のダイニングテーブルをつくり、
建物によって川の水面や片貝漁港を望む場所もあります。
豪華さを競う建築ではありません。
海辺で愛犬と暮らすための家を、一軒ずつ考えていく。
その積み重ねに、この宿らしさがあります。
大型犬との旅なら、庭の広さだけで選ばず、
平屋か、段差があるか、寝室はいくつ必要か、庭とのつながりをどう使いたいか。
10棟あるからこそ、愛犬と人の暮らし方から一軒を選びたいところです。
海へ行って、庭へ帰る。それだけで一日になる

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
食事の用意されたレストランはありません。
代わりに各棟にはキッチンとBBQ設備があります。
九十九里で魚介や食材を買う。
コテージへ戻る。
人が料理をしている間も、愛犬は同じ一棟の庭や室内にいる。
現在は近隣のダイニングからBBQ食材を
届けてもらう選択肢もあります。
そして、この家の外には九十九里の海があります。
何時から食事。
何時から大浴場。
そんな館内スケジュールで一日を区切る必要はありません。
海まで歩く。
戻ったら庭。
人はBBQを始める。
その横で愛犬は自分の場所を選ぶ。
観光スポットをいくつ巡ったかではなく、
愛犬と一日をどう使ったかがそのまま旅の記憶になります。
朝になっても、まだ海辺の家にいる

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
一棟貸しの朝には、ホテルとは違う自由があります。
レストランの朝食時間に合わせて支度する必要はありません。
キッチンで朝食を用意してもいい。
庭へ出てもいい。
もう一度、海へ歩いてもいい。
海の音が目指しているのは、細かな規則を増やして
愛犬との行動を管理することではなく、
必要なハウスルールだけを残して、自宅に近い自由をつくることです。
もちろん、愛犬だけを残して外出できないなど、守るべき条件はあります。
それでも、一棟の扉を閉めれば、そこはその日の自分たちの家。
愛犬のために旅をするのではなく、
愛犬と一緒に、いつもの暮らしを海辺まで運ぶ。
海の音では、そんな過ごし方がよく似合います。
timeless.dogs編集部より

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
海の音で惹かれるのは、庭の坪数だけではありません。
この場所の始まりに、一頭の黒ラブと過ごした
セカンドハウスがあることです。
愛犬が庭を走る。
人は料理をする。
一緒に海へ行く。
そして、また同じ家へ帰ってくる。
今では10棟になっても、その原風景は宿全体に残っています。
大型犬との旅では、愛犬のための設備を
探し続けることがあります。
ここでは少し発想を変えて、
九十九里に愛犬との家を一軒借りる。
朝も夕方も、庭と海の間を行き来する。
それだけで旅になる一日を選びたい宿です。
宿泊条件早見表
| 項目 | 確認ステータス | 備考 |
|---|---|---|
| 所在地 | ◯ | 千葉県山武郡九十九里町作田 |
| 宿泊形態 | ◯ | 全10棟・一棟貸しコテージ |
| 大型犬受入 | ◯ | 室内飼育犬は大型犬も宿泊可 |
| 頭数・体重制限 | △ | 50kg超、大人の人数を超える頭数は事前相談 |
| 犬種制限 | 要確認 | 犬種別の公式記載なし |
| 犬の宿泊料金 | ◯ | 大人の宿泊人数と同頭数まで無料。超過分は1頭2,000円/泊 |
| 対象客室・プラン | ◯ | 全棟愛犬同伴可 |
| 館内移動 | ◯ | 施設内ノーリードOK |
| ドッグラン | ◯ | 全棟フェンスで囲まれた専用庭あり |
| ベッド・ソファ | ◯ | ベッドでの添い寝、ソファもOK |
| 食事同伴 | ◯ | 一棟内・庭・BBQテラスで一緒に過ごせる |
| 床材・段差 | △ | 棟によりタイル・フローリング等。段差なしの棟あり |
| 犬用アメニティ | ◯ | シーツ、食器、タオル、犬用ドライヤー等 |
| 排泄・マーキング | ◯ | 粗相は申告。庭の排泄物は飼い主が処理 |
| 必要書類 | 要確認 | ワクチン接種は必要。証明書の提出・提示については公式記載を確認できず |
| 愛犬の留守番 | × | 愛犬だけを残しての外出は禁止 |
| 駐車場・動線 | ◯ | 専用駐車場あり。ゲート付きの棟あり |
| 公式確認日 | ◯ | 2026年10月15日 |
この宿がおすすめな人

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
- 大型犬が走れる専用庭を、ほかの犬と共有せず使いたい人
- 海辺を歩き、庭へ戻る一日を旅の中心にしたい人
- ホテルサービスより、自分たちだけの時間を優先したい人
- 大型犬を複数頭連れて一棟貸しで過ごしたい人
- 地元食材を買い、愛犬のそばで料理やBBQを楽しみたい人
予約前に確認したいポイント

画像提供:ドッグコテージ海の音 公式
- 50kgを超える超大型犬は事前相談が必要です。
- 大人の宿泊人数を超える頭数を連れる場合も事前相談を。
- 庭の広さ・建物・段差は棟ごとに異なります。
大型犬の運動量や家族構成に合わせて棟を選ぶのが重要です。 - 愛犬だけをコテージへ残して外出することはできません。
- ベッド・ソファ利用条件は公式に明記されていないため、
必要なら予約前に確認してください。
