由布岳の麓。くぬぎと竹林の中に、温泉のある客室が点在する。
人は湯へ。
愛犬は森へ。
そして夕食になれば、また同じ食卓へ戻る。
レジーナリゾート由布院は、「犬と泊まれる温泉宿」という言葉よりも、
由布院へ温泉旅行に来た一日の中から、愛犬だけを外さない宿と
考える方が分かりやすいかもしれません。
客室、庭、食卓、温泉。
人にとっての由布院らしさと、愛犬との旅が同じ敷地の中で続いていきます。
温泉旅行を、この子のいない時間にしない
由布院へ行く理由の一つは、やはり湯です。
レジーナリゾート由布院では、くぬぎの杜も
『「圍-Kakoi』-も全室に温泉を引いています。
つまり、湯へ入るために大浴場へ
向かわなければならない宿ではありません。
愛犬のいる客室へ戻り、そのまま温泉へ。
湯から上がれば、また同じ部屋で過ごす。
愛犬は浴槽へ入れません。
けれど、温泉旅行そのものから愛犬を遠ざける必要もない。
大型犬との旅で客室温泉が持つ意味は、そこにあります。
くぬぎの杜には、由布岳の方向へ開かれた露天風呂や貸切風呂もあり、
由布院という土地へ来たことを、宿の中でしっかり味わえる構成です。
森の客室から、そのまま庭へ
くぬぎの杜には二つの滞在があります。
高台のテラススイート。
そして、一軒家のように独立したヴィラスイート。
大型犬との旅でより庭との距離を重視するなら、
ヴィラスイートが分かりやすい選択です。
各棟にはウッドチップの専用ドッグランが付き、
その広さは客室タイプによって37㎡から162㎡。
リビング、テラス、庭という連続した空間を持つタイプもあります。
2026年に加わった圍-Kakoi-では、その考え方をさらに進めています。
全10室がプライベートヴィラ。
すべての客室に、ウッドチップのドッグランを含む
100㎡超のプライベートガーデン。
そして温泉。
「愛犬を遊ばせるためにドッグランへ行く」というより、
庭を含めて一つの客室として過ごす。
大型犬との旅では、その違いが一日の使い方を大きく変えます。
食卓まで、同じ旅の中にある
大型犬との温泉旅行で、意外に難しいのが夕食です。
客室は犬同伴可。
けれど、レストランには連れていけない。
その瞬間だけ、旅が二つに分かれる。
レジーナリゾート由布院では、その心配がありません。
くぬぎの杜のレストランは愛犬同伴可。
ヴィラスイートなら個室の食事処へ。
圍-Kakoi-では、夕食も朝食も客室ダイニングへ料理が運ばれます。
由布院盆地の野菜。
豊後水道の魚介。
九州各地の旬の食材。
愛犬のための施設に泊まりながら、人の食事を簡略化するのではない。
由布院へ食べに行く旅と、愛犬との旅を同時に成立させる。
ここには、レジーナリゾートらしい考え方がよく表れています。
270年の建物と、新しい愛犬との旅
レジーナリゾート由布院には、もう一つ印象的な場所があります。
本館として使われているのは、
富山県仁歩村から移築された約270年前の合掌造り。
現在はオープンラウンジとして使われています。
古い建物。
くぬぎの森。
竹林。
由布院の温泉。
そして、その中を大型犬と歩く。
2025年に愛犬同伴型リゾートとして開業し、
2026年には圍-Kakoi-という新しいヴィラエリアが加わりました。
古いものを残しながら、愛犬との旅のあり方は現在へ更新する。
この対比も、この宿を単なる「ドッグホテル」で
終わらせない理由の一つです。
旅先を、愛犬のためだけに選ばなくていい
レジーナリゾート由布院の強さは、
犬への対応が充実していることだけではありません。
大型犬用のクレート。
専用コーティングされた床。
ドッグラン。
犬用メニュー。
それらは大切です。
けれど、旅の記憶として残るのは、
設備の数だけではないはずです。
由布院の温泉へ入ること。
九州の食を囲むこと。
森の中で時間を使うこと。
庭へ出ること。
その横に、いつもの愛犬がいる。
「愛犬を連れていける場所」を探した結果ではなく、
行きたい温泉宿に大型犬も一緒にいる。
そこまで旅の選択肢を戻してくれること。
それが、この宿の一番大きな価値だと思います。
timeless.dogs編集部より
大型犬と泊まれる宿を探していると、
ときどき順序が逆になります。
「愛犬が泊まれるから、ここへ行く」。
レジーナリゾート由布院は、もう少し違う選び方ができる宿です。
温泉に入りたい。
由布院へ行きたい。
九州の料理を食べたい。
森の中で何もしない時間を過ごしたい。
そして、その旅に大型犬も一緒にいる。
犬種や大きさを理由に、そのどれかを諦めなくていい。
湯に入り、庭へ出て、同じ食卓へ戻る。
湯も、食卓も、森の時間も、この子と同じ旅の中に。
大型犬との温泉旅を、もう一度ごく普通の旅に戻してくれる一軒です。
宿泊条件早見表
| 項目 | 確認ステータス | 備考 |
|---|---|---|
| 所在地 | ◯ | 大分県由布市湯布院町川上 |
| 宿泊形態 | ◯ | くぬぎの杜15室+圍-Kakoi-10室 |
| 大型犬受入 | ◯ | 犬種・大きさ制限なし |
| 頭数・体重制限 | ◯ | 大型犬は1室3頭まで |
| 犬種制限 | ◯ | 特定犬種の制限なし。攻撃性のある犬は利用不可 |
| 犬の宿泊料金 | △ | 予約経路で異なる |
| 対象客室・プラン | ◯ | 全客室愛犬同伴可 |
| 館内移動 | ◯ | 客室・ドッグラン以外はリード必須 |
| ドッグラン | ◯ | 共用+一部客室専用。圍は全室専用ガーデン |
| ベッド・ソファ | △ | ベッド不可/ソファは要確認 |
| 食事同伴 | ◯ | レストランまたは客室ダイニングで同伴可 |
| 床材・段差 | △ | 滑りにくい専用コーティング/段差詳細は要確認 |
| 犬用アメニティ | ◯ | 大型犬用クレート・トイレ・食器あり |
| 排泄・マーキング | ◯ | 粗相時は飼い主が清掃・申告 |
| 必要書類 | ◯ | 狂犬病・5種以上混合ワクチン等 |
| 愛犬の留守番 | ◯ | クレート内のみ |
| 駐車場・動線 | ◯ | 無料駐車場。ヴィラは多くが客室隣接 |
| 公式確認日 | ◯ | 2026年10月8日 |
この宿がおすすめな人
- 大型犬との旅でも、本格的な温泉宿を選びたい人
- 食事の時間まで愛犬と離れたくない人
- 大型犬を複数頭連れて由布院へ旅したい人
- 客室温泉とドッグランを軸に、宿でゆっくり過ごしたい人
- 犬用設備だけでなく、土地の食や森の景観まで旅の目的にしたい人
予約前に確認したいポイント
- 大型犬は1室3頭まで
サイズ自体の上限はありません。 - プライベートドッグランは客室によって異なる
くぬぎの杜ではヴィラスイートに併設。
圍-Kakoi-は全室に専用ガーデンがあります。 - ベッドへの愛犬乗り入れは禁止
就寝時もクレート利用が必要です。 - 温泉は人用
愛犬の浴室・浴槽利用はできません。
