岡山・湯原温泉。
山間を流れる旭川の向こうには、
川底から湯が湧く露天風呂「砂湯」があります。
その正面に建つ料理旅館、八景。
大型犬と泊まれる客室として選ばれたのは、
宿の片隅の一室ではありません。
98㎡のリビング、小上がりの和室、ベッドルーム、
展望風呂、テラスを持つ、宿の上位スイートです。
愛犬と泊まるから、旅館らしさを少し諦める。
ここでは、その順序を逆にできます。
この子と泊まる日こそ、いちばん広い部屋へ
ドッグフレンドリースイート「OHANA」は、
もともと八景でもっともグレードの高い
客室としてつくられたスイートです。
広さは98㎡。
リビングの先には小上がりの和室。
別にベッドルームがあり、展望風呂とテラスへと空間が続きます。
八景がこの部屋を愛犬同伴客室にした背景には、
宿の考え方があります。
犬連れだから、客室の選択肢が狭くなる。
犬連れだから、宿の中で少し遠慮する。
そうではなく、大切な家族と来るからこそ、
宿が大切にしてきた部屋へ迎える。
犬向け設備より先に、この客室の選び方そのものが、
八景のドッグフレンドリーを語っています。
湯に入っても、愛犬との一日は途切れない
OHANAの展望風呂には、湯原温泉の源泉かけ流し。
窓の向こうには、旭川と湯原の山あいの風景があります。
大型犬との温泉旅行では、大浴場へ向かうために
愛犬を客室へ残す時間が生まれがちです。
OHANAなら、温泉は客室の中。
愛犬は湯に入れません。
けれど、人が温泉を楽しむために、
愛犬との滞在そのものを中断しなくていい。
湯に浸かる。
リビングへ戻る。
テラスへ出る。
そしてまた、愛犬のいる部屋へ。
温泉旅館の時間と、愛犬との旅が同じ一室に収まっています。
食べる宿の料理を、この子の隣で
八景が20年以上大切にしてきたのは、「食べる宿」であること。
料理の主役は野菜です。
夕食と朝食を合わせて50種類以上の野菜を使い、
丁寧にひいた出汁と土地の素材で組み立てる「山里料理」を宿の核としています。
OHANAでは、その夕食も朝食も客室へ。
愛犬を残して食事処へ行く必要はありません。
旅館の部屋食という日本らしい時間の中に、
大型犬がそのままいる。
これは単に「食事同伴可」という条件以上の意味があります。
温泉に来たから会席料理を食べる。
その食卓の横に、いつものように愛犬がいる。
愛犬との旅だから料理を簡略化するのではなく、
八景の料理を愛犬との旅へ持ってくる。
この宿らしさが、最もよく表れる時間です。
部屋を出ても、家族の一員のまま
OHANAでの時間は、客室の中だけに閉じているわけではありません。
宿の正面には旭川。
その向こうには、湯原温泉を象徴する
公共露天風呂「砂湯」があります。
旅館へ入り、部屋に愛犬を置いて、人だけで旅を続ける。
八景がつくっているのは、その逆です。
愛犬との時間を軸にして、その周りに温泉と料理、
川沿いの風景を置く。
愛犬を連れて温泉宿へ行くのではなく、
家族の温泉旅行の中に愛犬が最初からいる。
OHANAという一室は、その考え方を形にしています。
timeless.dogs編集部より
大型犬と泊まれる宿を探していると、
愛犬のための設備に目が向きます。
ドッグランはあるか。庭はあるか。足洗い場はあるか。
八景で注目したいのは、少し違うところです。
宿がもっとも大切にしてきた上位スイート、
源泉かけ流しの温泉、そして「食べる宿」を象徴する山里料理。
その中心へ、愛犬との滞在を入れていること。
大型犬と泊まるために温泉旅館らしさを減らすのではない。
この子と泊まる日こそ、いちばん広い部屋へ。
川の向こうに砂湯を望む一室で、そんな温泉旅を選べる宿です。
宿泊条件早見表
| 項目 | 確認ステータス | 備考 |
|---|---|---|
| 所在地 | ◯ | 岡山県真庭市豊栄1572 |
| 宿泊形態 | ◯ | 温泉旅館+別館 |
| 大型犬受入 | ◯ | 10kg以上の中・大型犬を受入 |
| 頭数・体重制限 | ◯ | OHANAは10kg以上1頭まで |
| 犬種制限 | ◯ | 特定犬種の制限記載なし。闘犬目的等は宿泊不可 |
| 犬の宿泊料金 | ◯ | OHANA:中・大型犬11,000円 |
| 対象客室・プラン | ◯ | OHANA、別館はなちゃんステイ |
| 館内移動 | 要確認 | 公式客室ページではオムツ+マナーベルト着用で食事処以外の館内移動可。一方、宿泊同意書では客室のみとの記載あり |
| ドッグラン | 要確認 | 公式記載なし |
| ベッド・ソファ | △ | ベッド不可/ソファは公式記載なし |
| 食事同伴 | ◯ | OHANAは夕朝食とも客室で一緒 |
| 床材・段差 | 要確認 | 詳細な公式記載なし |
| 犬用アメニティ | ◯ | ケージ・トイレ・食器など |
| 排泄・マーキング | ◯ | 排泄時は飼い主が後始末 |
| 必要書類 | ◯ | 狂犬病・伝染病予防接種証明 |
| 愛犬の留守番 | ◯ | 客室に残す場合はケージ必須 |
| 駐車場・動線 | ◯ | 駐車場あり |
| 公式確認日 | ◯ | 2026年10月8日 |
この宿がおすすめな人
- 大型犬と本格的な温泉旅館の時間を過ごしたい人
- 食事のために愛犬を客室へ残したくない人
- 客室の温泉と部屋食を中心に、宿でゆっくり過ごしたい人
- 犬向け設備の数より、宿そのものの料理や温泉を重視する人
- 岡山の山あいで、旅館らしい一泊を愛犬と共有したい人
予約前に確認したいポイント
- OHANAは10kg以上の中・大型犬1頭までです。
- ベッドへの愛犬の乗り入れは禁止されています。
- 館内移動にはオムツとマナーベルトが必要です。
- 愛犬だけを客室に残す場合はケージ利用必須です。
- 超大型犬の明確な上限、ドッグラン、床材は予約前に確認を。
